霧と霰の武甲山・大持山
2012-03-24


前日の雨が朝までには上がるとの予報を信じて、秩父の武甲山・大持山周回に行ってきました。
行って見ると濃霧と霰(あられ)で、晴れたのは最後の妻坂峠あたりからでした。
8:10生川駐車場−9:30大杉−10:22武甲山頂−11:50小持山頂−13:13大持山−14:15妻坂峠−15:00駐車場
生川の駐車場を出発したのは午前8時頃。駐車場には数台の車だけで、前日の雨の影響か、土曜日なのに登山者は殆どいません。
杉林の中の登路は濃霧に覆われ、幻想的な雰囲気です。温度湿度とも高く、薄着でも汗が滴り落ちます。吐息で眼鏡が曇ってしまい、何度も拭きました。
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1時間ほど登ったところに、直径数mの巨大な杉があります。霧の中の巨木は荘厳な雰囲気です。その後も何本か杉の巨木を見かけました。
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尾根に出て右の道を登ると、すぐに御嶽神社です。神社を左から回り込むと武甲山の山頂に着きました。濃霧は依然として晴れず、展望は全くありません。
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武甲山の北面は石灰岩の採掘場になっていて、時々下からの無粋な機械音が聞こえてきます。
早々に山頂を離れ、小持山から大持山の登山道に入ります。途中から残雪が所々現れ、おまけにあられが降ってきました。
登山道は、武甲山からシラジクボへ大きく下降してから、小持山の登りになります。所々岩稜に残雪があり、慎重に歩きました。
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この頃から風が出てきて、温度もかなり下がってきました。あられは相変わらず降り続いていて、雨具を着て昼食、食後にアイゼンを着けて大持山に向かいました。
アイゼンを着けると、残雪の上も平気で歩けるので安心です。大持山に1時過ぎ到着、後は妻坂峠を通って出発点までの下りです。大持山の下りで漸く霧が晴れ始め、展望が開けてきました。
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妻坂峠は強風の中、峠からはジグザグ道を下ります。途中の沢で泥だらけになった登山靴やアイゼンを洗いましたが、駐車場に着くまでに登山靴はまた泥がついてしまいました。
駐車場の登山口に「熊さんにお願い」看板が有ったので写真に収めました。熊のイラストがいまいちですが、熊注意の看板よりは遙かに粋です。
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